企画展
とちぎ版文化プログラム “リーディングプロジェクト事業”
工芸の教科書

開催期間 | 2018年11月2日[金]- 12月24日[月・振休] |
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工芸の「美」とは?心惹かれるのはなぜ?
その謎を解く手がかりの一つに「素材」や「技法」があるのではないでしょうか。
陶芸や金工、木竹工や染織、漆芸、ガラス工芸など、豊かな自然に恵まれた栃木県は多彩な工芸を生み出してきました。近代以降は「重要無形文化財保持者」(通称:人間国宝)に陶芸では濱田庄司、田村耕一、島岡達三が、竹工芸では勝城蒼鳳と藤沼 昇が認定され、その作品は海外でも高く評価されています。
本展では、栃木ゆかりの工芸を中心に人間国宝の作品をはじめとする優品約70点を展示します。さらに素材や技法に焦点を当て、図面や石膏型、制作工程見本などもあわせて紹介します。「つくりかた」を知ることによって作品への理解が一段と深まり、新たな発見や感動が生まれるでしょう。紙面やインターネット上では体感できない、美術館ならでは実物版「工芸の教科書」。奥深い工芸の世界へご案内いたします。
開催場所: | 企画展示室 |
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観覧時間: | 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで) *12月21日(金)は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで) |
休館日: | 月曜日(12月24日は開館) |
観覧料: | 一般 800(700)円、大高生 500(400)円、中学生以下無料 *「工芸の教科書」展の観覧券で「古川龍生展」もご覧いただけます。 *企画展観覧券でコレクション展もご覧いただけます。 *( )内は20名以上の団体料金 *11月3日(土・文化の日)は観覧料無料 |
主 催: | 栃木県立美術館、下野新聞社 |
助 成: | 芸術文化振興基金 ![]() |
後 援: | 朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局 |
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加守田章二 《曲線彫文筒》 1970年 個人蔵(栃木県立美術館寄託) |
江田蕙 《肩衝釜「竹聲」》 2018年 作家蔵 |
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広沢隆則 《朧銀花挿「くもひとつ」》 2017年 作家蔵 |
宮原隆岳 《鶴卵殻蛤香合》 2016年 作家蔵 |
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宮原楓翠 《乾漆皆朱盛器》 2002年 作家蔵 |
松島さくら子 《dark ablazeⅢ》 2015年 作家蔵 |
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岩田久利 《花器》 1983年 栃木県立美術館蔵 |
濱田能生 《瑠璃硝子波紋花瓶》 個人蔵 |
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鈴木光爾 《黒柿切子面箱 澪》 2000年 栃木県立美術館蔵 |
勝城蒼鳳 《千筋捻摺漆花籃 漣》 2002年 栃木県立美術館蔵 |
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藤沼昇 《盛籃 天真》 2010年 作家蔵 |
高久空木 《干し物》 1959年 栃木県立美術館蔵 |
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渡邊惠美子 《樹想》 2017年 作家蔵 |
日下田正 《自家栽培茶綿地飾布》 2009年 作家蔵 |