年間スケジュール
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2022年度企画展スケジュ-ル
1972年に開館した栃木県立美術館は、2022年、開館50周年を迎えます。その間に収集した作品は約9,000点、開催した企画展は240本にのぼります。今回の展覧会は特定のジャンルや時代、作家に注目したものではなく、当館50年のキセキを過去の企画展や選りすぐりの作品を通してたどる「題名のない展覧会」。作品の制作秘話や学芸員だけが知るエピソードなどを織り交ぜながら、企画展示室、常設展示室の全館を使って展示します。50年の蓄積をもとにこれからの50年へ、新たな扉を開きます。
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ジョン・コンスタブル 《デダムの谷》 1805-17年頃 |
濱田庄司 《柿釉赤絵扁壺》 1971年 |
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一 般 | 800(700)円 |
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大高生 | 500(400)円 |
中学生以下 | 無料 |
*6月11日(土)、12日(日)、15日(水)は県民の日関連につき観覧料無料
*( )内は20名以上の団体料金
サンパウロやパリのビエンナーレに参加するなど国際的に高い評価を得ながらも34歳の若さで亡くなった山中信夫は、写真装置の原点であるピンホール(針穴)の原理を、自己と他者との対峙関係として、光学的厳密さにおいて探求した伝説的アーティストです。
没後40年から検証する本展では、現存する代表作のみならず、貴重なアーカイブ資料を援用しながら、コンセプチュアルな映像とまばゆいピンホール写真による光の遊戯性を再確認するとともに、戦後の視覚芸術に重要な足跡を残した現代美術のレジェンドの一貫した活動の展開を約150点の写真、映像で辿ります。
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山中信夫 《camera obscura 2》 1977年 |
山中信夫 《95コのピンホール》(部分) 1973年 |
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一 般 | 800(700)円 |
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大高生 | 500(400)円 |
中学生以下 | 無料 |
*( )内は20名以上の団体料金
洋画・彫刻・工芸
県内公募の入選・入賞作品を招待作品とともに展示します。
洋画、彫刻、工芸部門を当館で、日本画、書道、写真部門を栃木県総合文化センターで展示します。
(日本画、書道、写真部門:2022年10月29日[土]―11月8日[火])
お問い合わせ先 | 栃木県文化協会 宇都宮市本町1-8(栃木県総合文化センター内)Tel:028-643-5288 |
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一 般 | 260(200)円 |
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大高生 | 120(100)円 |
中学生以下 | 無料 |
*( )内は20名以上の団体料金
印象派との出会い
―フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション
ひろしま美術館は、1978年に創立100周年を迎えた広島銀行が記念事業として設立した美術館です。印象派の絵画を中心としてロマン派からエコール・ド・パリまでに至るフランス近代絵画と日本の近代洋画を収蔵しています。本展では、モネやルノワール、セザンヌといった印象派の代表的な画家たちをご紹介するとともに、その出会いから変わりゆくフランス絵画史の100年をたどります。
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クロード・モネ 《セーヌ河の朝》 1897年 ひろしま美術館蔵 |
アンリ・マティス 《赤い室内の緑衣の女》 1947年 ひろしま美術館蔵 |
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一 般 | 1,200(1,000)円 |
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大高生 | 600(500)円 |
中学生以下 | 無料 |
*11月3日(木)[文化の日]は観覧料無料
*( )内は20名以上の団体料金
小山市出身で版画家として活躍した小口一郎(こぐち・いちろう、1914-1979)の全貌を、そのライフワークとなった足尾鉱毒事件を主題とした作品を中心に紹介します。小口一郎研究会の全面的な協力を得て、初めて連作版画集『野に叫ぶ人々』、『鉱毒に追われて』、『盤圧に耐えて』の全点を一堂に展観するものです。あわせて油彩画や版画作品、資料も紹介し、約250点で知られざる美術家、小口一郎の生涯を回顧します。
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小口一郎 《「野に叫ぶ人々」より 演壇に立つ田中代議士》 1955–69年 小口一郎研究会蔵 |
小口一郎 《「鉱毒に追われて」より 帰郷》 1971-73 小口一郎研究会蔵 |
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一 般 | 900(800)円 |
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大高生 | 600(500)円 |
中学生以下 | 無料 |
*( )内は20名以上の団体料金
2022年度コレクション展スケジュ-ル
所蔵品により、栃木県および国内外の近現代美術を中心とした作品を年4回の展示替えで紹介。
*企画展観覧券でコレクション展もご覧いただけます。
*( )内は20名以上の団体料金
一 般 | 260(200)円 |
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大高生 | 120(100)円 |
中学生以下 | 無料 |
*コレクション展1は「題名のない展覧会」(第5章)の展示です。
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小杉放菴 《金太郎遊行》 1944年 |
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※9月5日[月]― 23日[金]は休館
本県佐野市出身の近代歴史画の大家・小堀鞆音の作品を、近年の新収蔵品を中心に紹介します。
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小堀鞆音 《業平朝臣角田川詠歌図》 明治–昭和初期 |
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2022年4月~8月にかけて実施する「県美コレクション総選挙」の結果を反映し、皆さまが選んだ人気作品を一堂に!
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舟越桂 《風をためて》 1983年 撮影:大谷一郎 |
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1日、1か月、1年、長い時間をかけて変化していくもの。作品の中に流れる「時間」に着目して紹介します。
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川上澄生 《時計とランプ》 1955年 |
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マイセン磁器展示室では、18世紀から20世紀までの日本有数のコレクション約100点を、年4回の展示替えで紹介します。
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《色絵ポプリ壺付群像「慈愛の寓意」》 18世紀中頃 撮影:西村義次 |
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アートリンクとちぎ 2022
当館所蔵品による展覧会が県内の会場で開催されます。
会場 | 小山市立車屋美術館 |
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会場 | ふみの森もてぎ歴史資料展示室 |
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