年間スケジュール

2018年度企画展スケジュ-ル

国吉康雄と清水登之
ふたつの道

2018年4月28日[土]- 6月17日[日]

国吉康雄(1889–1953)と清水登之(1887–1945)は若くしてアメリカに渡り、働きながら美術を学んだ画家です。二人は1910年代から20年代にかけてニューヨークで頭角を現し、人間を深くとらえた画業で高く評価されました。
しかし彼らの後半生は大きく異なるものでした。国吉が戦争へと突き進む日本を批判したのに対し、清水は従軍画家として戦争に協力、最愛の息子をアメリカとの戦いで喪ったのでした。本展では20世紀の歴史に翻弄されながら、日本とアメリカを舞台にそれぞれの道を歩んだ二人の画家を対比します。

国吉康雄
《逆さのテーブルとマスク》
1940年 
福武コレクション蔵
清水登之
《ニューヨーク野菜市場》
1918年
栃木県立美術館蔵

 

一 般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料

*6月9日(土)、10日(日)、15日(金)は県民の日関連で観覧料無料
*(  )内は20名以上の団体料金


風景概念の成立以前、コスモグラフィア(地球画/宇宙画)と呼ばれる図像が存在したことは美術においては重視されてきませんでした。それは天文学や地理学と美術が交差する機会が少なかったからです。

しかし天体望遠鏡や宇宙探査機などの目覚ましい発達によって、かつて風景画が提起した水平的眼差しとは異なる垂直的眼差しが美術に視覚革命ともいうべき事態をもたらしました。

本展は大気の上層にある天上の光源、地表、そして不可視の光源であるマグマを結ぶ垂直軸と月下的な水平軸との交差における眼差しのダイナミズムから、美術における新たな世界画としてのネオ・コスモグラフィアの可能性を映像、写真、絵画、彫刻などによって探る試みです。

クラウス・ダォフェン
《花ざかり》
2008年
©Klaus Dauven
一 般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料

*(  )内は20名以上の団体料金


第72回 栃木県芸術祭 美術展
第1期(書道・工芸) :2018年9月8日[土]- 9月18日[火]
第2期(日本画・写真):2018年9月22日[土]- 10月2日[火]
第3期(洋画・彫刻) :2018年10月6日[土]- 10月16日[火]

県内公募の入選・入賞作品を招待作品とともに展示します。
*会期中、休館日はありません

お問い合わせ先 栃木県文化協会
宇都宮市本町1-8(栃木県総合文化センター内)電話:028-643-5288
一 般 250(200)円
大高生 120(100)円
中学生以下 無料

*(  )内は20名以上の団体料金

ご利用案内アクセス


とちぎ版文化プログラム
“リーディングプロジェクト事業”

工芸の教科書
2018年
11月2日[金]- 12月24日[月・祝]

素材の特性を生かしながら、優れた手わざで作られる工芸。その制作プロセスを知ると、作品のさまざまな魅力が見出せます。本展は栃木ゆかりの作家を中心に、陶芸や漆芸、金工、染織、ガラス、木竹工など各分野の作品を、素材や技法、表現等の観点から展示し、あわせて道具や関連資料も紹介します。

岩田藤七
《貝》(ガラス、宙吹き)
1974年
栃木県立美術館蔵  撮影:乾 剛
古川龍生展
2018年
11月2日[金]- 12月24日[月・祝]

栃木県下都賀郡桑村(現 小山市)羽川に生まれた古川龍生(1893–1968)は、洒脱な線と繊細な色彩をかさねた木版画で詩情あふれる世界を創り出しました。没後50年にあたって、木版画、水彩画、下絵、スケッチブックなどの資料を展示し、孤高の木版画家・古川龍生を回顧します。

古川龍生
《パイプとポーチ》
1956年
栃木県立美術館蔵
一 般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料

*上記観覧料で二つの展覧会をご観覧いただけます。
*11月3日(土)文化の日は入場無料
*(  )内は20名以上の団体料金


水彩画の魅力
ターナーから清水登之まで
2019年1月12日[土]- 3月24日[日]

鑑賞だけでなく実践としても人々に愛され続ける水彩画は、明治時代に西洋画技法の一つとして移入され、学校教育にも取り入れられて、今日まで親しまれてきました。すでに明治時代には専門雑誌『みづゑ』が刊行されて、画家たちの関心を集め、その成果は多彩に花開きました。本展は当館のコレクションのなかから、J・M・W・ターナーやデイヴィッド・コックス、明治時代の教育者だった河野次郎のほか、五百城文哉、清水登之、小山田二郎などの多様な水彩画による表現を、約120点で紹介します。

J・M・W・ターナー
《メリック修道院、スウェイル渓谷》
1816 –17年頃
栃木県立美術館蔵
清水登之
《シブ市郊外ゴム林》
1942年
栃木県立美術館蔵
一 般 700(600)円
大高生 400(300)円
中学生以下 無料

*(  )内は20名以上の団体料金


2018年度コレクション展スケジュ-ル

所蔵品により、栃木県および国内外の近現代美術を中心とした作品を年4回の展示替えで紹介。

*企画展観覧券でコレクション展もご覧いただけます。
*(  )内は20名以上の団体料金

一 般 250(200)円
大高生 120(100)円 
中学生以下 無料
Collection 1 暮らしを彩る
2018年4月14日[土]- 6月17日[日]

日々を豊かにし、喜びをもたらす工芸品を、暮らしへのまなざしを伝える作品とあわせて紹介。

島岡達三
《塩釉徳利》1974年
《塩釉ぐい呑》1976年
撮影:乾 剛

Collection 2 特集 没後30年 羽石光志
2018年6月30日[土]- 10月21日[日]

茂木町に生まれ、日本美術院で活躍した羽石光志(1903–1988)による歴史画の数々をまとめて紹介。

羽石光志
《飛鳥の太子》
1971年

Collection 3 カラフル!
2018年11月2日[金]- 12月24日[月・祝]

多色刷の版画や白描の日本画など、作品のもつ「色」に着目して紹介。

川上澄生
《ろまんちっく手摺千代紙 その十四》
1935年

Collection 4 引用の作法
2019年1月12日[土]- 3月31日[日]

古典・名画・著名人などが引用された作品に焦点をあて、引用にまつわるさまざまな表現を紹介。

深沢史朗
《Sharaku and I – Box・B》
1975年

マイセン磁器展示室では、18世紀から20世紀までの日本有数のコレクション約100点を、年4回の展示替えで紹介します。

《色絵神話人物像「ウェヌス、アドニスとクピド」》
1750-60年代
撮影:西村義次

アートリンクとちぎ 2018

当館所蔵品による展覧会が県内2会場で開催されます。

「自然を愛した小山の偉人 没後50年 古川龍生 木版画」展
2018年5月2日[水]- 6月3日[日]
会場 小山市立車屋美術館
「創られた女/創る女」展
2018年11月17日[土]- 12月24日[月・祝]
会場 芳賀町総合情報館 〈知恵の環館〉