企画展 [コレクション万華鏡]

全館展示
コレクション万華鏡
西洋名画から無名画家の発見まで─美術館活動40年の成果

企画展 [コレクション万華鏡 西洋名画から無名画家の発見まで─美術館活動40年の成果]
開催期間 2013年4月20日(土)― 2013年6月16日(日)

 1972年に開館した栃木県立美術館は昨年開館40周年を迎えました。40年間に収蔵した美術作品は、栃木ゆかりの作品を中心に、西洋の絵画や現代の美術など8000点を超えています。作品収蔵は美術館活動のまさに要(かなめ)です。購入であれ寄贈であれ、作品を収蔵するためには作家や作品についての地道な調査研究が欠かせません。また関係者との間に深い信頼関係が築かれなくてはなりません。ときには作品の売主との粘り強い価格交渉が必要となることもあります。作品の収蔵には1点1点ドラマがあると言ってもいいでしょう。 
 今回の展覧会では当館のコレクションを4つのテーマに分け、企画展示室、常設展示室の全てを使って展示します。通常のコレクション展示ではなかなかお見せできない作品も登場。さらに今回は近年再発見され、修復を済ませた旧松方コレクションのイギリス絵画2点も初公開されます。 
 それぞれのテーマは直接関連性があるわけではありませんが、会場をひとめぐりすると、万華鏡が一つの像を結ぶように、栃木県立美術館の彩り豊かなコレクションをご覧いただけることでしょう。

章構成
Ⅰ.西洋の美術
Ⅰ‐1 旅と日常:イギリスとフランスの風景画 18~19世紀
Ⅰ‐2 女神と聖女とそのほかの女たち

Ⅱ.発見と再評価
Ⅱ‐1 古田土雅堂とニューヨークの仲間たち
Ⅱ‐2 長谷川春子と昭和の女性画家
Ⅱ‐3 平澤熊一
Ⅱ‐4 小泉斐と石川寒巌
Ⅱ‐5 関谷富貴
Ⅱ‐6 山中信夫

Ⅲ.ビッグ・ピクチュアズ

Ⅳ.栃木の美術
Ⅳ‐1 日本画のあゆみ:伝統と革新
Ⅳ‐2 明治期の油彩画
Ⅳ‐3 工芸:栃木の風土から生まれた美
Ⅳ‐4 版画の世界
Ⅳ‐5 栃木の近代洋画

*会期中、一部の作品は展示替えがあります。

主 催: 栃木県立美術館
後 援: 朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局

Ⅰ.西洋の美術

アーンズビー・ブラウン《九月の朝》
1910年代 
旧松方コレクション
アレクサンドル・カバネル《狩の女神ディアナ》
1882年

Ⅱ.発見と再評価

長谷川春子《春夜興》
1936年
関谷富貴《関谷富貴作品群》より
1950-60年代
小泉斐《富嶽全図卷》(部分)
1801-05年

Ⅲ.ビッグ・ピクチュアズ

小林孝亘《House》
1996年
元永定正《O.O.O.O.O》
1975年

Ⅳ.栃木の美術

高久靄厓《渓山間道図》
1842年
小堀鞆音《恩賜の御衣》
1898年
加守田章二《彩色壺》
1972年
飯塚琅玕齋《花籃 多福》
1937年頃
川上澄生《初夏の風》
1926年
(前期展示)
刑部人《修道院裏庭》
1957年