企画展 [栃木に生きる -風土・ひと・芸術-]

開館40周年記念企画(1)
栃木に生きる -風土・ひと・芸術-

企画展 [栃木に生きる -風土・ひと・芸術-]
開催期間 2012年4月21日(土)― 2012年6月17日(日)

 豊かな自然と堅実な県民性に恵まれた栃木県は、首都圏への通勤も可能なアプローチをも有し大きな発展の可能性を抱いています。農業や工業の生産では全国的にも重要な位置にあり、日光や那須など日本を代表する観光地も控えています。東日本の南と北をつなぎ、太平洋と日本海を結ぶ交通の要に位置している栃木県は、そのかたち、役割、ともに日本のハート(心臓)と呼ばれてもよい存在と言えましょう。
 この展覧会はそうした栃木県に生きることの喜びと幸せを美術作品の中に見出そうとするものです。文化的には地味と思われている栃木県ですが、多くのすぐれた才能を生んでいます。この地を活動の場に選んだ芸術家が世界的な活躍を見せてもいます。今回は栃木ゆかりの作家の作品、栃木の風土や人間を主題とした作品約120点を、日本画、油彩画、水彩・素描、版画、写真、立体・彫刻、工芸の各分野から展示します。展覧会は作家別、年代順といった構成ではなく、四季のめぐりの中での栃木の暮らしを体験できるような展示とします。
 吹いてくる風に、木々のざわめきに、そしてたくさんの人たちの姿に、この地に生きることの喜びをあらためて感じていただければと思います。

主 催: 栃木県立美術館
後 援: 朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局

主要作品作家

五百城文哉、小杉放菴、川島理一郎、清水登之、飯塚琅玕斎、石川寒巌、鶴田吾郎、古川龍生、濱田庄司、川上澄生、内田進久、向井潤吉、刑部人、笹島喜平、鈴木賢二、新居広治、飯野農夫也、島岡達三、勝城蒼鳳、柄澤齊

鶴田吾郎
《早春の日光三山》
1946年
53×65.2cm 個人蔵(栃木県立美術館寄託)
吉田博
《東照宮、日光》
1899年頃

川上澄生
《眠り猫》
1950年頃
内田進久
《残照》
1947年
鈴木賢二
《ひとシリーズ 7》
1954-58年頃
川島理一郎
《湖畔の林》
1936年
勝城蒼鳳
《花藍 盛夏》
1990年
刑部人
《塩原紅葉》
1960年代後半
清水登之
《陶土の丘》
1932年
清水登之
《大澤節子像》
1929年頃