コレクション展

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Collection 1 いろいろ、ポートレイト

清水登之《C嬢の肖像》1915年、カンヴァス、油彩

開催期間 2021年4月17日[土]- 6月27日[日]

 西洋において個人の肖像画が描かれ始めたのは14世紀頃のこと。北方では15世紀頃から四分の三正面という少し斜めを向いた姿で写実的な肖像画が描かれるようになり、ルネサンス以降にこのスタイルが普及していきました。肖像画には描かれた人物に似ていること(肖似性)と、その人物がどのような身分なのかを示すことが重要な要素として挙げられます。王侯貴族なら威厳のある姿、権威を示す持ち物、背景には領地などが描かれ、肖像画がプロフィールのような役割をしています。「プロフィール」はもともと「輪郭を示す」という意味のイタリア語profilareに由来し、美術史では人物を横向きに描く表現のことをいいます。コインなどに彫られた人物が横顔なのは、陰影が表現しにくい正面観よりも、顔の凹凸など特徴が分かる横顔が適していたためと考えられます。
 さて、コロナ禍の現在ではマスク着用により、顔全体を見る機会がほとんど失われてしまいました。新生活で新たな出会いがあってもなかなか顔を見ることができず、日常的に表情の半分を見せることができない状況は、私たちのコミュニケーションに少なからず影響を及ぼしています。本展では、肖像画の見方や役割を示しながら、様々な顔の表現から人の表情の豊かさも紹介します。

開催場所: 常設展示室1・2階
観覧時間: 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(祝日、振替休日、県民の日は開館して翌日休館)、展示替期間、年末年始
*詳しくは[ カレンダー ]をご覧ください。
観覧料: 一般 260(200)円、大高生 120(100)円、中学生以下無料
*企画展観覧券でコレクション展もご覧いただけます。
*( )内は20名以上の団体料金
ヘンドリック・ホルツィウス
《オラニエ公ウィレムⅠ世》1581年
紙、エングレーヴィング
ヘンドリック・ホルツィウス
《シャルロット・ド・ブルボン》1581年
紙、エングレーヴィング

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