華狩頌
In Praise of Flower Hunting
華獵頌
华猎颂
화수송

日本を代表する版画家の名作。華狩とは弓矢ではなく美しい花で心を射止めること。
A masterwork by a representative print artist of Japan. Flower hunting is to win the heart not by shooting with a bow and arrow but with beautiful flowers.
代表日本的版畫家的名作. 所謂華獵並不是使用弓箭射擊,而是用美麗的花朵打動人心.
代表日本的版画家的名作. 所谓华猎并不是使用弓箭射击,而是用美丽的花朵打动人心.
일본을 대표하는 판화가의 명작. 화수라는 활과 화살이 아닌 아름다운 꽃으로 마음을 잡는다는 것.
アイヌの火祭に東西南北に向かってけずり花を放つという儀式がある。その儀式をテーマにして、中国の通構にある高句麗古墳の壁画を参考に制作されたのがこの作品である。弓矢や鉄砲で鳥や獣を狩るのではなく、花で心を射止めようというのだ。
1954年の第10回日展に出品されたが、この年はアメリカがビキニで水爆実験を行い、日本の第五福竜丸が被爆するという事件が起きている。原水爆禁止運動もかつてないほどに盛り上がっている。棟方志功も美を探求するひとりの作家として、武器のない世界をこの作品に表現したのであろうか。