企画展
谷内六郎展
―昭和ノスタルジーの世界へ―

開催期間 | 2025年4月19日[土]- 6月15日[日] |
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海や川で遊んだ夏休み、寒くてもどこか暖かい雪景色、家族との思い出、町や森で見かけた不思議なもの。柔らかくあたたかな風景の中に生きる子どもたちの日々は、ちいさなドキドキやワクワクにあふれていました。谷内六郎は、昭和という時代に生きた子どもたちの生活や社会の変化を独自のタッチで表現した画家です。谷内六郎は、『週刊新潮』の表紙絵を1956(昭和31)年の創刊号から描きはじめ、1981(昭和56)年に亡くなるまでの26年の長きにわたり、あたたかく優しいイラストを描き続けました。本展では、谷内六郎がアトリエを構えた神奈川県横須賀市に立つ横須賀美術館が所蔵する多数の作品の中から厳選した『週刊新潮』表紙絵の原画約120点に加え、小説の装丁や絵本の挿絵の原画などを展示し、昭和の生活を色濃く表した谷内六郎のノスタルジーの世界へいざないます。
会 場: | 企画展示室 |
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開館時間: | 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日: | 月曜日、5月7日[水][5月5日[月]は祝日のため開館] |
観覧料: | 一般 1,200(1,000)円、大高生 600(500)円、中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金 6月14日[土]、6月15日[日・県民の日]は入場無料 |
主 催: | 栃木県立美術館 |
協 力: | 横須賀美術館 |
後 援: | 朝日新聞宇都宮総局、宇都宮コミュニティFMミヤラジ、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局 |
関連イベント
※当日の企画展観覧券が必要です。
※事前申し込みは不要です。
谷内広美氏によるスペシャルギャラリートーク
内容: | 谷内六郎の長女・広美氏に父・六郎との思い出や作品について語っていただきます。 |
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日時: | 4月19日[土]午後1時30分~ |
集合場所: | 栃木県立美術館 企画展示室入口 |
ギャラリートーク:担当学芸員による作品解説
日時: | 4月27日[日]、5月18日[日]、6月1日[日]各回とも午後2時~(1時間程度) |
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集合場所: | 栃木県立美術館 企画展示室入口 |
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《たい焼屋》 1956(昭和31)年6月19日 |
《お父さんおかえり》 1956(昭和31)年10月8日 |
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《虫の劇場》 1957(昭和32)年7月8日 |
《ほたる》 1959(昭和34)年7月6日 |
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《夜の公衆電話》 1959(昭和34)年11月16日 |
《タネを吹く子》 1960(昭和35)年5月23日 |
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《雲の物語》 1960(昭和35)年8月1日 |
《太鼓の音はおなかにひゞく》 1960(昭和35)年9月12日 |
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《傘の穴は一番星》 1961(昭和36)年5月22日 |
《ミシンの音》 1963(昭和38)年7月8日 |
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『週刊新潮』表紙絵原画 日付は掲載巻号発売日
すべて横須賀美術館蔵
© Michiko Taniuchi