年間スケジュール

2017年度企画展スケジュ-ル

まなざしの洋画史
近代ヨーロッパから現代日本まで
茨城県近代美術館・栃木県立美術館所蔵品による

2017年4月22日[土]- 7月2日[日]

2018年に開館30周年を迎える茨城県近代美術館のリニューアルオープンを前に、茨城県近代美術館と栃木県立美術館の所蔵する洋画の名品の数々を結集します。ルノワール、モネ、シスレー、ピサロら西洋絵画の名品からはじまり、明治時代に日本洋画の礎を築いた高橋由一や黒田清輝、激動の大正・昭和に国家と自己の間で揺れ動いた中村彝、佐伯祐三、松本竣介、戦後の画壇で活躍した斎藤義重、白髪一雄ら日本を代表する洋画家たちによる約100点の作品を通じ、自己と社会、人生と世界を見つめ続けた洋画家たちのまなざしを追いかけます。

※6月10日(土)、11日(日)、15日(木)県民の日は入場無料
※(  )内は20名以上の団体料金

一 般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《マドモワゼル・フランソワ》
1917年
茨城県近代美術館蔵
佐伯祐三
《コルドヌリ(靴屋)》
1925年頃
茨城県近代美術館蔵

2Dにじげんプリンターズ
2017年7月15日[土]- 9月18日[月・祝]

21世紀の今日、医療分野でも有用性を発揮する3Dプリンターの出現が社会の注目を集めています。同時に3Dプリンターというネーミングは、複製芸術を連想させるだけでなく、芸術における自律的価値への疑問を投げかけています。すなわち芸術における有用性の有無という古典的問いの再考をも促しています。本展は写真、版画はもとより印刷物、絵画、ドローイング、彫刻など約100点における転写や複製技術、機械化、情報化などと手仕事とを対比させながら、この今日的問題からアンチ・エスタブリッシュメント時代の美術作品のもつ批評可能性を考察するものです。

※(  )内は20名以上の団体料金

一 般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料
福田美蘭
《ルノワール“日なたの裸婦”》
1996年
賛美小舎 上田コレクション

第71回 栃木県芸術祭 美術展
洋画・彫刻・工芸
2017年9月30日[土]- 10月12日[木]

県内公募の入選・入賞作品を招待作品とともに展示する。
洋画、彫刻、工芸部門を当館で、日本画、書道、写真部門を栃木県総合文化センターで展示します。
(日本画、書道、写真部門:2017年10月28日[土]― 11月7日[火])

お問い合せ先:栃木県文化協会
宇都宮市本町1-8(栃木県総合文化センター内)Tel:028-643-5288

※(  )内は20名以上の団体料金

一 般 250(200)円
大高生 120(100)円
中学生以下 無料

インフォメーションアクセス


共鳴する魂
関谷富貴と小山田二郎
2017年10月28日[土]- 12月24日[日]

戦後の日本で鮮烈な作品を生んだ二人の表現者が初めて出会います。一切の発表をせず没後40年が過ぎてから発見された関谷富貴(1903-1969)と、人間性の深淵を見つめ続けた小山田二郎(1914 -1991)。ともに栃木県北地方にゆかりのある二人ですが、生前は会うこともありませんでした。しかし、彼らの作品には人間に対する深い洞察と、美しいものへの激しいまでの渇望があらわれています。それぞれに異なる道を歩みながらも通底するところのある作品を対比します。

※11月3日(金)文化の日は入場無料
※(  )内は20名以上の団体料金

一 般 700(600)円
大高生 400(300)円
中学生以下 無料
関谷富貴
《関谷富貴作品群》より
1950年代
栃木県立美術館蔵
小山田二郎
《鳥になった子供》
1976年 
栃木県立美術館蔵

没後30年 鈴木賢二展
2018年1月13日[土]- 3月21日[水・祝]

市井の人々をいきいきと描いた鈴木賢二(1906-1987)は、版画家として、彫刻家として、昭和という時代を駆け抜けました。その優れた造形表現は、戦前のプロレタリア美術運動とかかわった漫画やスケッチから、戦後の北関東の版画運動まで、多彩に展開されました。ときに時代の波に翻弄されながら、生涯にわたって、農村に生きる人々や都市の労働者たち、そして子どもたちに愛情豊かな眼差しを向け続けた美術家です。本展は、鈴木賢二版画館 如輪房の全面的な協力を得て、版画、彫刻、資料など約300点で構成し、栃木市ゆかりの美術家の全貌を回顧するものです。

※(  )内は20名以上の団体料金

一 般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料
鈴木賢二
《花》
1961年頃
栃木県立美術館蔵

2017年度コレクション展スケジュ-ル

所蔵品により、栃木県および国内外の近現代美術を中心とした作品を年4回の展示替えで紹介。

※企画展観覧券でコレクション展もご覧いただけます。
※(  )内は20名以上の団体料金

一 般 250(200)円
大高生 120(100)円 
中学生以下 無料
Collection 1
とちぎ版文化プログラム “リーディングプロジェクト事業”
特集 寿ぎの美術
2017年4月15日[土]- 7月2日[日]

吉祥の意味がこめられた絵画や工芸品、祭りを題材にした作品や、皇室への献上に縁のある作品を紹介。

小室翠雲
《賦色紫桐丹鳳図》 
1939 - 45年

Collection 2 彩なす女性芸術家
2017年7月15日[土]- 10月15日[日]

色や形に込められたパワー。女性芸術家による作品に焦点を当て、その活動の広がりを紹介。

桜井浜江
《仮装》
1997年

Collection 3 特集 荒井寛方
2017年10月28日[土]- 12月24日[日]

明治から昭和まで活躍した荒井寛方(1878-1945)のアジャンター壁画模写、流麗な仏画など館蔵品をまとめて紹介。

荒井寛方
《摩利支天》
1922年

Collection 4 特集 帽子のある風景
2018年1月13日[土]- 4月1日[日]

おしゃれ、暑さ・寒さを防ぐ、頭を守るなど様々な表情を持つ帽子が描かれた作品を展示。

佐藤忠良
《帽子のチコ》
1985年
撮影:大谷一郎

マイセン磁器展示室では、18世紀から20世紀までの日本有数のコレクション約100点を、年4回の展示替えで紹介します。

《色絵プット像「夏と秋の寓意」》
1770年頃
撮影:西村義次