観覧活動例

当日の鑑賞には、美術館でのすごし方や展覧会のアウトラインを短い時間でお話しした後、自由に観覧していただくといったプログラムから、児童生徒の年齢や興味・関心、学校の指導目的・内容等に合わせてカスタマイズできるプログラムまで、さまざまなかたちが考えられます。以下をご確認の上、申請書に希望するコースをご記入ください。

自由鑑賞コース(一般・学校向け)
(例)
入館
自由観覧

当日の滞在時間が限られている場合には、美術館マナーなどを事前に周知の上、直接自由観覧に入ることも可能です。


学芸員による鑑賞教育コース(一般・学校向け)
A.オリエンテーション+自由鑑賞コース(一般・学校向け)
(例)
オリエンテーション(10分)
自由観覧

最初に、当館学芸員より展覧会のアウトラインや、見どころなどを短い時間で解説を行います。鑑賞時間が限られているときや、生徒の人数が多いとき、自由に鑑賞を行わせたいときにおすすめです。


B.ギャラリー・トークコース(一般・学校向け)
(例)
オリエンテーション(10分)
ギャラリー・トーク(30分)
自由観覧

オリエンテーション後、当館学芸員が、展示室で作品や作家のことなどをわかりやすく説明します。ただし、人数が多すぎると、肝心の作品鑑賞ができませんので、人数が多い場合はクラスやグループごとに時間差を儲けたり順路を工夫したりします。または、集会室にて「スライド・トーク」にすることもできます。(事前に要相談)


C.対話型鑑賞コース(学校向け)
(例)
オリエンテーション(10分)
鑑賞ツールを利用した鑑賞会
自由観覧

鑑賞ツールを使った対話型鑑賞を行い、児童生徒一人ひとりの興味・関心に合わせた鑑賞を目指します。引率された先生方と当館学芸員が講師となって行います。10人以下のグループに分かれて鑑賞した後、思ったことや感じたことなどをグループ内で発表・共有します。先生方と事前に会場で打ち合わせをし、ご意見を伺いながら準備をお手伝いします。
当館でご用意している鑑賞ツールは以下のものがあります。

(1)アートdeビンゴ

 マス目(9マスまたは16マス)に、「キラキラ」「こわい」「欲しい!」などのキーワードが書かれたワークシートを使用します。それぞれのキーワードに当てはまる作品を自分なりに見つけていき、ビンゴを目指します。

(2)アートdeおみくじ

 「キラキラ」「こわい」「欲しい!」などのキーワードが書かれたおみくじを、一人1本ひきます。それぞれのキーワードに当てはまる「これぞ!」という作品をじっくり探します。

その他にも、オンラインによる鑑賞教育コンテンツなどもご用意しておりますので、ご相談ください。