企画展 [石川寒巌展 / 青木世一AOKIT展]

青木世一AOKIT展 -箱の中の名画たち

青木世一AOKIT展

《セザンヌ・キット「リンゴの籠のある静物」》 2003年

開催期間 2011年10月29日(土)― 2011年12月25日(日)

 野木町在住の青木世一(1954年-)は1995年から始めたAOKITによって独自の造形世界を切り拓きました。絵画は立体や空間(3次元)を平面(2次元)にする芸術ですが、青木は平面(2次元)であるセザンヌやゴッホ、ルソーや光琳たちの描いた、教科書にも掲載され誰もが知っている名画を、プラモデル風、またはジオラマ風に立体(3次元)に〝復元〟します。
 AOKITには、青木の遊び心とサービス精神によってオリジナルには存在しない〝キットの外箱〟が付属し、一番わくわくすると言う完成一歩手前の未完成な状態がインスタレーションの形で提示されます。絵画の側面や裏側まで立体的に〝再現〟されているAOKITは、思いがけないうれしい驚きと共に、作品を見るための新しい視点を示してくれます。箱の中の名画たちはわたしたちの〝たのしい鑑賞の手引き〟にもなってくれることでしょう。
 今展は青木世一のAOKITの世界を、シリーズを代表するセザンヌ・キット、ルソー・キット、光琳キット、石川寒巌展にあわせて作られた石川寒巌キットに、最新作のモネ・キット等を加えた約12点でご紹介いたします。

観覧料: 同時開催の「近代南画の雄 石川寒巌 絵にこめられた魂」展の観覧券が必要です。
主 催: 栃木県立美術館
協 賛: 東武宇都宮百貨店
後 援: 朝日新聞宇都宮総局、エフエム栃木、下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局

展示構成

  1. 日本美術史シリーズ
  2. 西洋美術史シリーズ
  3. 1点透視図法シリーズ
  4. 記念写真シリーズ
《ルソー・キット「フットボールをする人々」》
2003年
《ルソー・キット「女蛇使い」》(ペーパークラフト版)
1999年
《御舟キット「洛北修学院村」》
2009年
《蕪村キット「夜色楼台図」》
2010年