企画展

哀愁のベルリン―分断されたドイツを生きた女性写真家の軌跡
ズィビレ・ベルゲマン展

企画展 [ズィビレ・ベルゲマン展]

カタリーナ・タールバッハ、ベルリン、1974年

開催期間 2011年1月22日(土)― 2011年3月21日(月・祝)

ズィビレ・ベルゲマンは第二次世界大戦さなかの1941年、やがて戦火の迫るドイツの首都ベルリンに生まれた女性写真家です。

大戦後は旧東ドイツで写真家として研鑽を積み、1989年にベルリンの壁が崩壊した後は世界的にもっとも注目される写真家のひとりとして活躍しています。
国家の分裂という過去を踏まえながら、先端のファッションに身を包んだ女性たち、たくましく生きるアフリカの女性たち、そして愛らしい子供たちなどを先鋭都市ベルリンでとらえた写真は現代に生きる人間の孤独とたくましさを鮮やかに写しだすものです。

パリからニューヨークへという前世紀までの潮流から旧東欧や第三世界へと美術の動向も激変する21世紀の世界を鋭敏な女性写真家の目を通した125点の写真作品によってみつめる展覧会。

主 催: 栃木県立美術館、ドイツ文化センター
企 画: ドイツ対外文化交流研究所局
《アネッテとアンジェーラ/ベルリン》
1982年
《夢工場》
2000年
《マリーザとリアーネ/ゼリーン》
1981年


《記念碑シリーズ(1986年)より/ウーゼドムとベルリンにおけるマルクスーエンゲルス記念碑の成立についてのドキュメント》
1975-1986年
《クマズィ/セネガル》
2000年
《ダカール/セネガル》
2001年
《トーマス》
1997年

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