青釉白格子描大鉢
Large bowl, blue glaze and white lattice
青釉白格子描大鉢
青釉白格子描大钵
청유백격자묘대주발

益子の巨匠ならではの雄渾な流し描きによる名品
A vigorously poured work characteristic of the master of Mashiko.
唯有益子町的巨匠才能夠創作出的雄渾一筆揮毫的名品
唯有益子町的巨匠才能创作出的雄浑流畅的名品
마시코의 거장 특유의 웅혼한 흘리 듯 그린 명품
青緑の地に白い釉薬で太い格子状の線文が描かれている。青緑と白とのコントラストが鮮やかだ。白の線文は柄杓に釉薬をたっぷりと入れて、大鉢の縁よりも30cmも外から一気に流し掛けられている。濱田庄司が「流し掛け」もしくは「流し描き」と呼ぶこの技法は、益子に伝統的だった素朴な絵付け技法を濱田流にアレンジしたもの。下地と線文との色彩のとり合わせや、線文の力強さはこの作品が作られた1950年代の絵画、とりわけ抽象表現主義の作品を連想させる。